証券会社は激務という話は以前からよく聞きますよね。なぜこう言われているのでしょうか。でもその中で勝ち残るための秘策は必ずあるはず。一緒に考えていきましょう。
証券会社の仕事内容について①
証券会社ではどのような仕事をするのでしょうか。それを把握すれば「激務」と言われる理由も分かってくるかもしれません。
まず証券会社では、株式売買の仲介をします。株式を買いたい人や売りたい人の注文を受けて、証券取引所に伝えるという仕事内容。これはブローカー業務と呼ばれます。他にも新しく発行される証券や既存の証券を、たくさんの投資家に買ってもらうようにする仕事も。
証券会社の仕事内容について②
証券会社の仕事として、有名なのがディーラー業務ですよね。自分のお金と判断により有価証券を売り買いする役割を任されます。これがディーラーという仕事。
その他にも引き受け業務があります。これは企業が株式や債券を発行する時、代わりに有価証券を引き受けるので、聞いているだけでもプレッシャーを感じる人もいるのでは。
証券会社の離職率が高い理由
証券会社は離職率が高いことでも、有名です。激務ではない場所に移りたいと思う人も多いからでしょう。でも証券会社の中でも勝ち残って、バリバリと仕事をしている人も、もちろんいるのです。
その人たちは普段からどのような仕事の仕方をしているのでしょうか。仕事の仕方を知れば、離職しなくても続けていける可能性がアップします。
ノルマに対する考え
証券会社と言えば、ノルマが多いイメージがありますよね。毎日のノルマに対して達成しなければいけないのは、確かに苦痛なものかもしれません。でもこれをやりがいと感じて仕事をしている人も実際にいます。
ノルマがあるから、達成することがあるから頑張れる!と考え方を変えて、証券会社で働き続けている人もいるでしょう。ノルマをどのように捉えるのか、それにより仕事の仕方が大きく変わってくるのです
勤務時間が長い
証券会社は勤務時間が長いのもイメージとしてはあるはず。これに慣れてしまえば大丈夫と思う人もいれば、とてもじゃないけれど体がもたないと思う人もいるのです。つまりは、証券会社で働き続けるには、体がタフであることが必要と言えるでしょう。休みの日にはジムに通い体力をつけるのも良いですが、食事の内容から栄養面にも気を配るのも大切。
忙しいとつい外食で済ませがちですが、とりあえずなんでもいいから食べるのではなくて、栄養バランスを考えた食生活を送るようにしましょう。長い時間の勤務に耐えられる体を維持するためには、強靭な肉体を得るのも勝ち残る秘訣です。
メンタルを強くする
証券会社では、プレッシャーやストレスが多いので、メンタルがもたない…と思い辞めてしまう人もいます。実際にこのプレッシャーが自分を成長させるものかもしれませんが、このままでは精神的に辛すぎると思うと、どうしても自分自身を守るために、辞める選択しかないと考える場合も。
自分の勧めた銘柄をお客様に買わせたのに、その銘柄が暴落…こういう時には、やはりメンタルが弱いともたないですよね。こういうこともある!と割り切れる能力が必要になります。
商品に対しての知識や営業する能力以外にも、メンタルがタフであるのも重要な要素。様々なものが求められる証券会社だからこそ、もう無理…と辞めてしまう人が多いのでしょう。
でもこの場所で勝ち残れれば、人間的資質を認められたようなもの。認められたい!と思い証券会社で頑張ってみるのも良いでしょう。
まとめ
証券会社が激務だと聞いていたけれど、これほどきついとは…と思う人もいれば、なんだ思ったよりも大丈夫と思う人も。適材適所という言葉通りにその場所に入ってみないと分からない場合もあります。機会があれば飛び込んでみるのも、自分を試す意味で必要だと言えるでしょう。
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